拡大するビーガンマーケット。なぜアメリカ人はビーガンになるのか?

必ずビーガンメニューが用意されているボストンのレストラン

ボストンで生活するようになり驚いたことの1つ。それが「ビーガン」の多さです。
ビーガンとは、「肉や魚だけでなく、チーズや牛乳などの乳製品をも口にしない完全菜食主義者」のこと。

「Global Data」の調査によると、2014年にビーガンであると主張した消費者はアメリカ全土でたった1%にすぎませんでしたが、2017年にはその数は6%にまで増加しているそうです。


続々オープンするビーガン専門店

増加するビーガンに対応するため、アメリカのレストランではビーガンメニューが取り揃えられています。

フードトラックにもビーガンメニューが用意されていますし、

ブリュワリー(ビール醸造所のレストラン) にもビーガンメニューがあります。

ミレニアル世代に大人気のオシャレなビーガン専門店「by CHLOE」や、

肉の代わりに「テンペ」を使用したハンバーガー

ハーバード大学MBAの卒業生が立ち上げたビーガン専門店「Clover Cafe」など、ビーガン専門カフェも続々オープンしています。

豆腐でできた「ソイミート」が入ったランチボックス

なぜアメリカ人はビーガンが多いのか?

日本では、あまりメジャーでない「ビーガン」。
なぜアメリカ人はビーガンが多いのか?その理由は3つあると私は考えます。

1.環境問題への意識が高い

ボストニアンにこの疑問をぶつけた際に真っ先に返ってきた回答は、「肉を食べなければ、環境改善に貢献できるからね!」というものでした。
肉を食べる事と環境破壊がリンクしていることは、あまり知られていませんが、実は、畜産行為は環境破壊につながっているのです。

以下のブログが参考になったので、抜粋して紹介させて頂きます。

■温室効果ガス
・畜産による温室効果ガス排出量は、全体の18%を占める。これは、全輸送手段(車、列車、船、航空機等)による排出量である13%を上回る
・畜産と、それに関連する製品の生産による温室効果ガスの排出量は、全体の51%を占める。
・世界中で牛たちは1日に5千億リットル以上のメタンガスを排出している (ゲップなど)

■水資源

・世界における淡水の20~33%は畜産業によって使用される
・500gの牛肉の生産に約1万リットルの水を使用する。


https://jp.myveganmeals.com/environmental-statistics-vegan/

近年、アメリカでは「畜産による環境破壊」がテーマのドキュメンタリーが多く放送されています。

また、畜産が主要ビジネスの1つであるアメリカでは、「畜産と環境破壊」という問題を自分ゴトとして捉えている人が多く存在しています。
このため、アメリカでは環境改善のために、ビーガンになる人が多いのではないでしょうか。

2. 「肉=不健康」というイメージが定着している

アメリカの主食は肉です。
通常のスーパーで販売されている肉は、ホルモン剤を使用した肉や、臭みと脂っぽさが残る質の悪い肉が多く、味も美味しくないし、身体にも良いとは言えません。

アメリカでは、このような肉を毎日主食として摂取したことで、肥満や体調不良になる人が増加しました。その結果、「肉を食べること=不健康」というイメージが国民の間に浸透してしまいました。

このことが、「健康な食生活を送るには、肉ではなく野菜や豆を食べる必要がある」という考えを持った人を増加させたのではないでしょうか。

3.予防意識が高い

アメリカの医療費は日本と比較して高いと言われています。
そのため、「病気になってから医者に診てもらう」のではなく、「病気にならないようセルフケアを徹底する」という予防意識がとても高いです。

実際、ボストニアンは大学や研究所が発信している健康に関する情報を積極的に取得していますし、果物や野菜を食べることの利点、ベーコンやハムなどの加工肉を食べることが身体に及ぼす影響など、様々な情報を得ています。

病気予防をするために、日常生活で自分ができること・すべきことを考えた結果、肉の摂取を控えるという行動に繋がったのかもしれません。

食べることが大好きな人にピッタリのダイエット法「地中海式ダイエット」

ダイエットを決意しても続かない…

「炭水化物は食べてはダメ」という炭水化物抜きダイエットや、「朝はバナナしか食べてはダメ」という朝バナナダイエットなど、色んなダイエットを試したけれど、どれも続かない…という方が多いのではないでしょうか?

食事制限が伴う食事療法は、食べることが好きな人にとっては辛いものです。食「事が唯一の息抜きであり、楽しみである」と考えるFoodieにとって、食事制限ダイエットはストレス以外の何物でもありません。

今回は、そんな食べることが大好きな人にピッタリのダイエット方法を紹介します。


食べることが大好きな人にピッタリのダイエット法とは?

それは、2019年1月に「U.S. News & World Report」によって、ベスト・ダイエットに選ばれた「地中海式ダイエット」です。

こちらは、ボストンの非営利食品シンクタンクである「Oldways」が、ハーバード大学公衆衛生大学院と共同開発した「地中海式ダイエットピラミッド」

ピラミッドの下部にあるもの程高い頻度で摂取し、上部にいく程、摂取を控えるのが好ましいとされています。つまり、穀物、野菜やフルーツ、オリーブオイルなどは毎日、鶏肉や魚介類や卵などは週2~3回、鶏肉以外の肉類は月2~3回摂取することが推奨されています。

このピラミッドを見れば分かって頂けると思いますが、地中海食ダイエットには「これは食べてはダメ」というものはありません。食べる頻度に留意すれば、スイーツだって食べて良いのです。

これならば食べることが大好きな人でもストレスをためずに、無理なく続けることができますよね。


自宅で簡単に作れる地中海式ダイエットレシピ

地中海式ダイエットを取り入れた、自宅で簡単に作れるレシピでおススメなのが「ひよこ豆と野菜のトマトスープ」

① 一口大に切った、ナス、ズッキーニ、パプリカ、玉ネギをフライパンに入れて、オリーブオイルで炒め合わせる。


② 水、トマト缶、白ワイン、固形スープの素でトマトスープを作る。


③ ②に①とヒヨコ豆を入れて煮込み、塩コショウで味を調える。

ジャーに入れればお弁当に持っていくこともできますし、これにオリーブオイルをドレッシングにしたサラダと、全粒粉のパンを付ければオシャレなワンプレートランチにもなります。


もう1つが「サーモンプレート」

① 塩コショウをふったサーモンをオリーブオイルで焼く

② 一口大に切ったズッキーニ、パプリカ、ナスをオリーブオイルで炒め、オニオンソルトで味を調える

③ 野菜の上にサーモンを乗せる。(上からコリアンダーやフェタチーズをかけてもOK)

もはや料理というか単に食材を乗せただけですが(笑)、カラフルで見栄えも良いし、栄養満点なので時間がないとき、サッと作る料理としてオススメです!


今回の記事に記載したような、「食と栄養の関係性」を中心に「心身共にヘルシーな生活を送る方法」について学べる資格「米国代替医療協会認定のホリスティック ヘルスコーチ」

ミランダ・カーも学んだNYの栄養学校「IIN(Institute for Integrative Nutrition)」が運営しており、 最新の栄養学をオンラインで学ぶことができます。

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時代はフードコートからフードホールへ

今アメリカでの小売業界で注目されているのが「フードホール」

フードホールとは、カジュアルで安価な食事を提供しているイメージがあるフードコートに高級感を持たせたり、トレンドの店舗を集めたりして構成された食事スペースのこと。

2018年4月、大阪に約1,500坪という広大な面積のフードホール「LUCUA FOOD HALL」がオープンしたことでも話題となりました。

アメリカの調査会社「Cushman&Wakefield」のレポートによると、2015年には全米で70か所だったものが、2018年末には180店舗に増加し、2015年から2020年にかけて市場規模が3倍に拡大すると予測されています。

出典:Cushman&Wakefield

ニューヨークで人気のフードホール

ニューヨークでは、次々と新しいフードホールがオープンしています。
その先駆けとなったのが「チェルシーマーケット」です。

1997年にナビスコの工場をリノベーションして作られたフードコートです。工場の面影が残り、歴史を感じさせるレンガ造りの趣のある建物です。カフェやレストランだけでなく、スパイス専門店や雑貨店など40店舗以上のテナントが入っています。

ロブスターをはじめとした新鮮なシーフードを用いて調理した料理をその場で食べられるカウンターがある「ロブスタープレイス」や、日本にも上陸して話題となった、可愛い魔女のイラストがトレードマークの「ウィッチブラウニー」をはじめとして、こだわりのテナントが揃っています。


なぜ今フードホールが次々とオープンするのか?

今フードホールが続々とオープンしている理由は2つあると考えています。

1.客足が遠のいている施設に足を運んでもらうため

大型ショッピングモールの地下にある、ファストフードをはじめとするカジュアルなお店が集まった「フードコート」は、あくまでショッピングモールに来る人が買い物の「ついで」に行く場所であり、フードコートが主役になることはありませんでした。

しかし、オンラインショッピングが主流となり、様々なエンターテイメント施設ができた今、ショッピングモールへの来客数は減少傾向にあります。

そのような状況下で、ショッピングモールに来店してもらう策として出てきたのが、トレンドの飲食店を一か所に集約させた「フードホール」なのです。

フードコートとフードホールの位置付けは完全に変わったのです。


2.リスクを分散させるため

1つの独立型店舗で施設を運営するのではなく、多くの店舗を入れることでリスクを分散させることができます。

1店舗あたりのスペースが小さく、初期投資も少ないフードホールの店舗を変更することは、独立型店舗を入れ替えるよりも、コストが低く済みます。

もし業績の悪い店舗があれば、他の店舗と入れ替えることで、フードホール全体の業績悪化を避けることができます。

出店側としても、ニューヨークやサンフランシスコのような賃料がとてつもなく高い都市で独立型店舗を立ち上げるよりも、フードホールに出店する方がコストが低くなるため、双方にとって魅力的なものとなっています。


今後、ますます増加が予想されるフードホール。各社どのような戦略でフードホールマーケットに参入してくるかに注目です。

映画館とレストランが合体した「iPic」に潜入!

twitterでも呟いたのですが、先日ずっと行きたかった「iPic」で 「ボヘミアンラプソディー」を観てきました。


iPicとは?

2010年にアメリカのアリゾナ州にオープンし、現在はニューヨークやロサンゼルスなどアメリカに約15か所展開している映画館。

座席は、カップルシート、通常シート、VIPシートの3種類があり、カップルシートと通常シートの価格は15$、VIPシートの価格は25$となっています。(映画館や日にちによって価格差があるみたい。)

日本の映画館のチケット代は、通常座席で約1,800円、TOHOシネマ六本木で販売されている「プレミア ラグジュアリーシート」の値段が映画鑑賞代+3,000円であることを考えると、iPic Theaterの方が安いし、ラグジュアリー感も上ですね。

先日、この高級映画館「iPic」のVIPシートでラグジュアリーな映画鑑賞をしてきたので、館内の様子をご紹介します!


ダイニングバーのようなモダンなデザインの館内

今回訪れたのは、再開発が進むニューヨークのロウアーマンハッタンにあるiPic Theater。
高級感漂う受付で、オンライン予約時に受け取ったQRコードを見せ、2階のシアタールームへと進みます。

館内の至る所にモダンな絵画が飾られており、映画館というようダイニングバーのような印象を受けます。

ちなみにトイレにも絵画が飾られていたり、フカフカのソファが置かれていたりと、細やかな気配りがされています。


最大の魅力はファーストクラス級の座席

今回映画鑑賞をしたVIPシートは、2つの座席が並んだカップルシートで、シートの周りは低い壁で囲われており半個室状態になっています。

座席には枕やブランケットが用意されており、座席の横のボタンを押すと、背もたれと足置きが動き、フルフラット状態になるため、寝そべりながら映画を観ることができるのです。

アメリカンサイズのゆったりしたシートの座り心地は、まさにファーストクラス級です。(ファーストクラス乗ったことないですが…)

もう1つの魅力はクオリティの高い食事

iPicのもう1つの魅力は、映画館にいることを忘れさせてくれるような、クオリティの高い料理とサービス。

座席の前のテーブルに備え付けられているボタンを押すと、ウエイトレスが駆けつけ、お酒や料理をオーダーすることができます。

Photo:https://www.seattletimes.com/

メニューの種類は豊富で、シャンパンやカクテルも用意されています。
まるで自宅のリビングにいるかのように寛ぎながら、美味しい料理に舌鼓をうち、映画を観ることができるのです。

シャンパンを飲みながら、180度座席を倒して映画鑑賞。最高ですね。


映画館の上にはバーやレストランも

3階建ての映画館の最上階には、バーやレストランがあり、映画を観終わった後も、食事やお酒を楽しむことができます。勿論映画を鑑賞しない人であっても、バーやレストランを使用することは可能です。

貸し切りプランも提供しており、映画館をプライベートパーティーの場として使用するお客様もいるとのこと。

このように、iPicは映画だけでなく、非日常感溢れる場所で1日を過ごせる場所を提供しています。

iPicは落ち込む映画業界の救世主となるか?

家庭用テレビが大型化・高画質化し、動画配信やインターネット経由の映画配信が浸透した現在、映画館に足を運ぶ人の数は徐々に減り、映画業界は厳しい状態に置かれています。

このような状況において、「映画を観る」だけでなく、 「気分転換できる」 「非日常館を味わえる」という体験価値を提供するiPicは、映画館が生き残るヒントになるかもしれません。

サンフランシスコ発!完全無人レストラン「eatsa」

世界各地に出店を進める「Amazon Go」や、ボストンで話題の自動調理機が搭載されたロボットレストラン「SPYCE」など、外食産業では様々な無人化・自動化が進められています。

今後この傾向は加速していくかと思いますが、その先駆けとなったお店がサンフランシスコにあるファストフード店「eatsa(イーツァ)」です。

2015年にサンフランシスコに、「世界初となる無人ファストフード店」としてオープンしたeatsaに、実際に足を運んでみました。


完全無人レストラン「eatsa」とは?

eatsaがあるのは、サンフランシスコのビジネス地区。ランチの時間になると多くのビジネスマンでごった返します。

店の扉を開けると目に入るのは、ズラリと並んだモニターとコインロッカーのような設備。

ボストンのロボットレストラン「spyce」と異なり、スタッフは本当に1人も存在しない完全な無人レストランです。

注文から商品受け取りまでの動画をコチラでご覧ください。


注文から商品受け取りまでのフロー

オーダーはモニター上で行います。

ヘルシー志向の強い地元民に合わせ、メニューは野菜やプロテインがたっぷり入ったサラダボウルが中心です。
画面に表示される指示に従って、オーダーをします。
支払いはクレジットカードのみ受付で、レシートはメールで送られてきます。

支払いが完了すると、ロッカー番号が表示されますので、該当ロッカーの前で料理が出来上がるのを待ちます。
ロッカーには自分の名前が記載されています。

料理の仕上がりを待っている間、ロッカーの扉には動画が流れ、待ち時間も退屈させません。
待つこと3分ほどで料理が完成。ロッカーの扉を手で2回ノックすると扉が開くので、自分で料理を取り出します。

遊び心がきいた仕組みです。

ロッカーの向こう側は全く見えないのですが、スタッフ数人がスタンバイしていて、オーダーが入ると調理しているものだと想像できます。(調理については企業も公開していません)

「完全無人レストラン」と言っても、裏側では人間が動いているのですね。


安い!早い!旨い!の3拍子が揃ったeatsa

今回オーダーしたのはひよこ豆を揚げた「ファラフェル」とサラダボウル。

サラダと言っても、ポテトやチキンなど色んな食材が入っているため、男性でも満腹感が味わえます。

サラダボウルの価格は1個6.95ドル~。物価の高いサンフランシスコにおいて、同様の商品を通常の飲食店で購入すると10ドルは軽く超えてしまうので、このボリュームでこの価格はかなりお得と言えるでしょう。

店員さんにお話を伺ったところ、味もコストパフォーマンスも良いとあって、平日のランチタイムはとても混雑するとのことでした。


サンフランシスコ以外の店舗を閉店したワケとは?

地元民からの支持を集めるeatsa。
サンフランシスコ以外にもワシントンやニューヨークなどアメリカ各地で店舗を持っていましたが、今はサンフランシスコ以外の店舗は全て閉鎖しています。

なぜ人気があるのに閉店したのか?
その理由は、飲食店業ではなく、eatsaで培った無人レストランの技術自体を販売する、という戦略にシフトしたからだと考えられます。

実際に、eatsaは2017年12月にアジアン・フードチェーン「Wow Bao」に「eatsa」の技術を販売しています。

無人レストラン技術を活用したWow Bao シカゴ店では、顧客の待ち時間が大幅に削減され、店内のオペレーションがスムーズになったと言われています。
またeatsaで活用していたモバイルオーダーも取り入れ、さらなるオペレーションの改善を進めています。

これらの取り組みを行った結果、Wow Baoはシカゴで店舗を急速に拡大させてします。


飲食店業のみならず自社で培った技術を販売する企業へ

オペレーションを簡易化し、最低限の労力で効率的に店舗運営し、注文スループットを向上させて顧客に迅速なサービスを提供することは、店舗拡大を目指すフードチェーン店が目指していること。

しかし、このような最適化されたオペレーションを0から構築することはコストの観点から困難です。そこで、eatsaのような自社での成功事例を持った企業により技術の外販事業は非常に魅力的です。

今後は、eatsaのようにテクノロジー技術を駆使して成功した飲食店が、技術販売で成長していく事例が増えていくかもしれません

顔を見れば、その人の食生活が分かる?!美肌になる食べ物とは?

最近肌の調子が悪い…

こんな悩みを持っている女性は多いのではないでしょうか?

肌が汚いとテンションが下がるし、何だか老けて見えますよね。
どんなに綺麗な顔立ちの人も肌が汚いと残念だし、逆に肌がキレイな人はそれだけでステキに見えます。

キレイな肌を手に入れるためには、十分な睡眠時間と適度な運動に加え、ヘルシーな食生活をすることが何よりも重要です。

「その人の食生活は顔を見れば一目瞭然」

これは、ペネロペ・クルスやニコールキッドマンなど名女優をクライアントに持つ、ロンドンの自然療法士ニグマ・タリブの言葉です。

ニグマは「食べているものによって、人は『砂糖顔』『グルテン顔』『ワイン顔』『乳製品顔』の4つの顔に分類できる」と言います。


砂糖の摂り過ぎにより肌が糖化、コラーゲンが劣化し、吹き出物やシミが目立つようになります。

乳糖アレルギーにより、目元がはれたり、浮腫んだり。また牛乳に含まれているホルモンの影響で、毛穴が詰まり、顔全体に吹き出物が出てきます。

グルテンにより炎症反応を起こし、浮腫んで赤味のある顔になってきます。

アルコールの採り過ぎは脱水症状を引き起こし、肌が乾燥し、シワやほうれん線が目立つようになってきます。

「少量なら身体に良い」と言われている赤ワインも飲み過ぎると肌に悪影響を及ぼします。
砂糖、乳製品、グルテン、ワインの過剰摂取は避けるようにしましょう。


美肌になる食べ物とは?

肌を良くする食べ物として、オメガ3、ビタミンE、ビタミンCを多く含んでいるものが挙げられます。

オメガ3は、サーモン、チアシード、クルミ、亜麻仁油などに多く含まれています。ビタミンEはアボカドやホウレン草など、ビタミンCはオレンジやキウイ、ベリーなどのフルーツに多く含まれています。

簡単に作れる美肌レシピとして、 ホウレン草のサラダやサーモンのソテー 、ベリーのスムージーや、などが挙げられます。



コーヒーは美肌効果が期待できる?!

また、ネスレジャパンが実施した研究では、「コーヒーおよびポリフェノール摂取量が多い人ほど顔のシミが少ない」ということが明らかになりました。

一般的に、日焼けなどをして活性酸素が増えるとシミやシワが形成されやすいと言われています。
ポリフェノールが多く含まれているコーヒーは、抗活性酸素の作用があるため、肌に良い効果があることが期待されています。

食生活に気を付けて、美肌を手に入れましょう!


今回の記事に記載したような、「食と栄養の関係性」を中心に「心身共にヘルシーな生活を送る方法」について学べる資格「米国代替医療協会認定のホリスティック ヘルスコーチ」

ミランダ・カーも学んだNYの栄養学校「IIN(Institute for Integrative Nutrition)」が運営しており、 最新の栄養学をオンラインで学ぶことができます。

興味がある方は、コチからカリキュラムをご覧ください。

詳細や疑問点などがある方は 、お問合せフォームからお気軽にどうぞ。紹介割引もお受けしています。

「Amazon GO」でストレスフリーな買い物体験

今年シアトルに1号店をオープンしたレジ無しコンビニ「Amazon GO」

今年の1月にAmazonの本社があるシアトルに1号店をオープンした、レジ無しコンビニ「Amazon GO」

オープン時には多くのお客さんが集まり、話題となりました。現在は、シアトルの他、シカゴとサンフランシスコにもお店をオープンさせています。

今話題の「Amazon GO」を体験すべく、先日オープンしたばかりのAmazon Go サンフランシスコ店を訪れてみました。


どうやってお店に入る?

Amazon GOで買い物するための条件は、アメリカのAmazonのアカウントを持っていて、スマートフォンにAmazon GOのアプリを入れていること。

お店の入口にある駅の改札機のようなゲートに、アプリを通じて表示されるQRコードをタッチすることで入店できます。

個人認証に使用しているこのQRコードは常時変化しているため、スクリーンショットのものを使い回すことはできない仕組みになっています。

ちなみに同伴者がいる場合は、自分が入店した後、QRコードが表示されている携帯を家族に渡すことで、同伴者も入店することができます。

入店方法についてはこちらの動画をご覧ください。


商品の品揃えや価格は?

オーガニックフードを多く扱っているアメリカのスーパー「ホールフーズ」を買収したことで、新鮮な野菜が手に入りやすくなったのか、店内に陳列されている商品は、サラダやデリ、ミールキットなど、コンビニには珍しいヘルシーな食品が多く取り揃えられていました。

寿司をはじめとする和食のお弁当もありました。

こちらのアボカドロールの価格は$7.5(約820円)で、サンフランシスコの物価を考えれば、高くも安くもないといったところでしょうか。

ちなみに店員さんに聞いたところ、これらのヘルシー総菜はAmazonオリジナル商品で、店舗に併設されているキッチンで作られているとのこと。

シアトル店では厨房の様子が店の外から見ることができるそうですが、サンフランシスコ店ではキッチンを見ることはできませんでした。

また、食品だけでなく、シャンプーやティッシュなどの日用品や、お土産用に最適なAmazonのロゴが記載されたマグカップや水筒もありました。

ゲートの外には電子レンジが設置されているイートインスペースも用意されており、購入した商品をその場で温めて食べることも可能です。


商品の購入方法は?

商品の購入方法は極めて簡単。好きな商品を手に取って店を出るだけです。

天井に付いているカメラ付きセンサーや画像認識などの先端技術を駆使することで、消費者の購入商品を判断しているため、レジに並ぶ必要はありません。

欲しい商品を手に取り、入店の際に使用したゲートを通り抜けて店を出ると、約10分後にスマートフォンに購入商品の詳細と領収書が送られてきて、Amazonアカウントと紐づけられているクレジットカードで自動的に決済されます。


ストレスフリーの買い物体験

日本のコンビニで買い物をするときに最もストレスを感じるのは、会計時。特にオフィスエリアにあるコンビニにお昼時に行くと、店内は多くの人でごった返しており、お茶1つ買うだけでも時間を要してしまいます。

それと比べると、レジがないAmazon GOでは、このストレスを感じることがないため、非常に快適な買い物をすることができました。

また、今回サンフランシスコ店を訪れた際、商品を手にとっては棚に戻すという作業を何度も繰り返しましたが、店から持ち出した商品だけがきちんと決済されていました。

類似サービスとして中国・深センで、無人コンビニ「Well GO」や「百鮮GO」で買い物体験をしたことがありますが、こちらは購入商品を正確にセンサリングできていなかったり、操作が難しいセルフレジブースがあったりしたため、Amazon Goのサービスは非常にスムーズで正確だと感じました。


Amazon GOが目指すものとは?

Amazon GOはあくまで「レジがないコンビニ」であり「無人コンビニ」ではありません。実際に店内では、商品補充スタッフ、ゲートに立つ監視員そして厨房スタッフなど、多くの従業員が働いています。

Amazon GOが目指しているのは人件費を削減することではなく、「ユーザーに最適なサービスや快適な買い物体験を提供し、売上を伸ばすこと」であると私は考えます。

その証拠に、Amazon GOでは購入商品だけでなく、店舗滞在時間、更にはユーザーが店内で取った行動に至るまで、天井や陳列棚に備え付けられているセンサーで全てのデータを記録しています。

どの陳列棚の前で滞在時間が長かったか?どの商品をどのタイミングで棚に戻したのか?
これらのデータをAmazonは全て把握しています。

データを元にユーザーの行動を分析し、ユーザーにより快適な買い物体験を提供すると共に、購入までのボトルネックを改善し、より多くの商品を購入させる仕組みを構築しようとしていることは明らかです。


Amazon GOは日本のコンビニにとって脅威になるか?

今のところAmazon GOが日本に進出する予定は公表されていませんが、もし進出した場合、日本のコンビニにとって脅威となるでしょうか?個人的には、出店エリアによっては強力なライバルになる可能性があると考えます。

Amazon GO サンフランシスコ店の出店エリア、営業時間(平日限定)、商品ラインナップ、イートインスペースの存在等から、ビジネスマンにカフェやランチスポットとして利用してもらうことをターゲットにしていると推測できます。

そうなると重要になってくる商品は食品で、Amazon GOで取り揃えられている食品を見ると、オーガニックフードを使用したオリジナルブランドのヘルシーな総菜や弁当が多く、健康意識が高い層からの支持を得そうです。

例えば、東京・丸の内のナチュラルローソンの近くなどにAmazon GOが出店された場合、レジに並ぶ必要がない上に、クオリティの高い食品を手に入れられるとなれば、多くのお客が来店するのではないでしょうか。

しかし、センサーや行動解析システムの導入が必要な同店舗は、設立にあたって莫大な費用が必要です。

それに加え、現在はテクノロジーリテラシーが高いビジネスマンが多いエリアにのみ店舗を出店しており、物珍しさから多くの客が来店していますが、もし日本に店舗を展開していった際、ビジネスとして成立するかは未知数です。

これから「Amazon GO」がどのようなエリアに出店していくのか?入手したデータを元にどのようにユーザーエクスペリエンスを改善していくのか?
今後の動きに目が離せません。

ヘルスコンシャスなアメリカ人のお弁当は「プロテインボックス」

アメリカで急速に高まる「たんぱく質」需要

アメリカの近年のトレンド食品と言えば「たんぱく質を豊富に含んだ食品」
スーパーやコンビニに行くと、「高たんぱく質」を押し出した商品を沢山目にします。

21gのプロテインが入ったヨーグルト
16gのプロテインが入ったクッキー

アメリカ限定でスターバックスが発売しているプロテインボックス

このように、たんぱく質重要が高まるアメリカで、スターバックスが発売しているのが「プロテインボックス」という商品。

「たんぱく質を沢山摂取できるフードが欲しい」「抗生物質を含まない肉類を使用したフードが欲しい」という顧客の要望に応え、2017年にアメリカ限定で発売がスタートしたこの商品を実際に食べてみました!

全部で6種類のプロテインボックスが発売されていますが、今回食べたのはこの2種類。


Eggs & Cheese

【食材】
ゆで卵(ケージフリーのもの)、チェダーチーズ、ミューズリーブレッド(全粒粉使用)、ピーナッツバター、リンゴ、ブドウ

【カロリー】460kcal

【たんぱく質量】23g


Chicken Wrap

【食材】
チキンラップ(チリトルティーヤ、抗生物質不使用のチキン、クリームチーズ、ピーナッツとココナッツのソース)、キュウリ、リンゴ

【カロリー】690kcal ←結構ハイカロリー

【たんぱく質量】30g


味はいかに…?

「Eggs & Cheese」は、 塩分の多いしょっぱいチーズがボックスの1/4を占めており、ヘルシーなものを食べているという感覚は湧きません。
ボリュームも少なく満腹感を味わうことができないため、ご飯というよりはお酒のつまみとして食べる方が良いかもしれません。

「Chicken Wrap」は、チキンと野菜がたっぷりつまったラップサンドが2つ入っているため、ボリュームこそあるものの、おかずがキュウリしかないため味が単調で、価格(約900円)の割に満足度は低い、というのが正直な感想です。

ただ、忙しい時にデスクでサクッと食べるランチとしては、食べやすいし、満腹感もあるのでオススメです。


「マイ・プロテインボックス」をお弁当にするのがトレンド

たんぱく質需要が高まるアメリカでは、人々がオリジナルのプロテインボックスを作っており、「プロテインボックス・アイデア集」という特集が組まれるほど。

ちなみに私が作った「マイ・プロテインボックス」はコチラ!

ポイントは焼いた高野豆腐をパンにして作った「豆腐ハンバーグサンド」

皆さんも自分の体質や好みにあったオリジナル・プロテインボックスを作ってみてはいかがでしょうか?

ビーガンブームの火付け役となったNYの人気カフェ「by CHLOE」

アメリカで広がるビーガン市場

肉や魚は勿論のこと、牛乳やチーズなどの動物性食品を一切使用していない、100%植物性の料理しか食べない人「ビーガン」の数が世界中で急速に増加しています。

調査会社「Global Data」の報告よると、2014年にビーガンであると主張した消費者はアメリカ全土でたった1%にすぎませんでしたが、2017年にはその数は6%にまで増加したとのこと。

2017年に実施されたニールセンの調査 によると、「積極的にビーガンフードを食べている」と回答したアメリカ人は40%にものぼることが明らかになるなど、アメリカではビーガンフードがトレンドになっています。

日本で「ビーガン」はあまり馴染みがないため、意識高い系のオシャレな女性が食べるものだと思われがちですが、アメリカでは男女問わずビーガンが多いです。

※なぜアメリカでビーガンが多いのかについての考察は、コチラの記事をご覧ください。


アメリカのビーガン市場を切り開いた店「by CHLOE」

アメリカのビーガン・トレンドを作ったお店と言っても過言ではない店が、2015年にニューヨークにオープンした「by CHLOE」です 。

店内で提供している料理は全てビーガンフードですが、決して気取ったスタイルの店ではなく、値段も雰囲気もカジュアルなファストフード店です。

今では、ニューヨークやボストンなどアメリカに13店舗展開するだけでなく、ロンドンにも進出を果たした人気チェーン店です。
オープンからたった1年で1,000万ドルの売り上げを記録するなど、100%ビーガンフードを提供しているチェーン店としては例を見ない伸びとなっています。


by CHLOEに潜入!

そんな話題の店「by CHLOE」に潜入してきました!
店内は、白を基調にした明るくフェミニンな雰囲気。

レジ横にあるショーケースにはサラダやディップ、ココナッツ水やコンブ茶など、ヘルシーな食品・飲料がズラリと並べられています。

メニューを見ると、ハンバーガーやパスタ、フライドポテトなど一見通常のファストフード店と変わらない料理名が並んでいますが、これらは全てビーガンフード。

Photo: by CHLOE

ハンバーガーやサンドイッチに挟むお肉は、豆やキノコなどで作られています。各商品の価格は8~12ドルとビーガンフードにしてはリーズナブルな価格です。今回私がオーダーしたのは店の一番人気の商品「The Classic Burger」($9.95)

テンペ、レンズ豆、チアシード、クルミから作られたビーガンパテを、ポテトで作ったバンズで挟んだビーガンバーガ―です。
肉のような食感をしたテンペは、ケチャップで濃い目に味付けされており、ボリュームもたっぷりで、ビーガンフードであることを感じさせません。

このお店で料理を食べた人のInstagramを見ると「#veganjunkfood」というハッシュタグが多く使われていますが、この料理を説明するピッタリな言葉だと思います。

そしてこのハンバーガーに使用されているケチャップは、ビーツで作られたスペシャルケチャップです。
ビーツ以外にも、チポトレ(唐辛子を燻製にしたもの)を使用したケチャップも用意されており、店のこだわりが見られます。

食事メニューだけでなくスイーツメニューも豊富で、数多くのグルテンフリーのスイーツや、季節やイベントに応じてシーズナブルスイーツを提供するなど、消費者を飽きさせません。


by CHLOEがミレニアル世代の心を掴んだ理由とは?

1.創業者自身がファッションアイコン的存在となった

Photo: by CHLOE

by CHLOEの創業者であるクロエ・コスカレリは、そのキュートなルックスからファッションメディアに取り上げられたり、youtuberとして活躍していたりと、ミレニアル世代からの注目を受けている存在です。

全米に放映されるテレビのカップケーキコンテストで、初のビーガンシェフとして優勝し、知名度を上げたクロエは若干27歳でby CHLOEをオープンしました。

ファッション雑誌に載るだけでなく、ベストセラーの料理本を出版するなど、美貌と実力を兼ね備えた彼女は、ミレニアル世代の憧れとなっています。


2.「by CHLOEへの来店=オシャレなライフスタイル」というイメージを構築した

by CHLOEは、食事だけでなく、店舗、パッケージなどのデザインに徹底的にこだわっています。

店内には、カフェではあまり見ないような鳥かご状の椅子が備え付けられています。
Instagramには食事の写真だけでなく、この椅子に座っている姿など、この店を訪れている自分の写真が多数あげられています。

by CHLOEに来店すること自体がオシャレなライフスタイルである、というイメージをミレニアル世代に訴求できている証拠だとも言えます。


体験価値を重視するミレニアル世代の心を掴んだby CHLOE

by CHLOEのターゲットは、ビーガンフードしか食べないといった厳格なビーガンではありません。

普段はハイカロリーなジャンクフードや、インスタ映えするような生クリームたっぷりなスイーツを食べながらも、定期的に健康的な食事を食べて身体をクリーンにしたい、と考えているミレニアル世代がターゲットです。

そして単にヘルシーな料理を食べられるお店ではなく、創業者の考えや店のコンセプトに共感すること、来店することで自分のライフスタイルが豊かになること。

そのような体験価値が得られるお店を彼らは求めているのです。

リーズナブルな価格で多種多様な料理を食べられるようになった今、機能的価値ではなく体験価値を重視するミレニアル世代は増加しており、彼らの心を掴んだby CHLOEの勢いはしばらく続くのではないでしょうか。

アメリカにも発酵食品ブームが到来!

発酵食品がブームのアメリカ

2017年にニューヨークで初の発酵食品フェスティバル「Fermentation Festival」が開催されるなど、アメリカでは今発酵食品がブーム!

これまでもアメリカでは、発酵食品は健康意識の高い層から人気でしたが、その製品はヨーグルトやケフィアなどの乳製品、あるいは野菜を瓶詰めにして発酵させたピクルスやサワークラフトなど西洋発の食品でした。

しかし、最近では日本をはじめとするアジアの伝統的な発酵食品がブームになってきています。


コンブチャ

「コンブチャ」と聞くと、日本人である私たちは、乾燥昆布にお湯をかけて作る「昆布茶」をイメージしてしまいがちですが、それとは全く別の飲み物です。

コンブチャとは、モンゴルで発祥した発酵飲料のこと。
日本でも「紅茶キノコ」と呼ばれ、昭和40-50年代に大流行しました。
紅茶や緑茶などのお茶にコンブチャ菌と砂糖を入れて発酵させて作ります。

「消化を助ける」「免疫力がアップする」などの効能があるとして、アメリカのセレブにも人気の飲み物。
スーパーに行けば、色んな種類のコンブチャがズラリ。値段は1本$3-4ほど。

味は酸味のきいた炭酸ジュースみたいな感じ。グレープフルーツジュースなdと割って飲むと飲みやすいです。


納豆

独特な匂いと粘り気があるため、外国人が食べられないものとして有名だった「納豆」が、今ではニューヨーカーの心を掴む食品となっています。

ブームの火付け役は「NYrture」が発売した「New York Natto」

アメリカ生まれの日系アメリカ人であるアンさんが、「大好きな納豆をアメリカでも広めたい」という想いから、日本で納豆作りについて学び、さらにはNYで納豆菌の研究や納豆に最適な大豆の研究など試行錯誤を続けて完成した商品です。

納豆人気は徐々に広まっており、ニューヨーク・ソーホーにあるカフェ「Hester Street Cafe」では、納豆サンドを提供しています。

ひきわり納豆をマスタードと一緒に混ぜ、さらにトマトやチーズと一緒にサンドすることで、納豆の臭みを抑え、外国人にも食べやすい料理になっています。

店長さんにお話しを聞いたところ、1日のオーダー数は5-10皿ほど。「ここで納豆サンドを提供していることがあまり知られていないため、もっと認知度を高めていきたい」とのことでした。

(美味しいんだけれど、これで$10だとニューヨーカー相手だと少し厳しいかな…という気持ち)


テンペ

「テンペ」とは、大豆をテンペ菌で発酵させて作る、インドネシアの伝統的な食品です。
植物性たんぱく質や食物繊維、ビタミンなどが大豆よりも多く取れ、マクロビオティック食材として注目されています。

日本ではあまりメジャーではありませんが、アメリカではスーパーの発酵食品コーナーに普通に置かれています。
また、「by CHLOE」などのビーガンレストランでは、お肉の代わりにテンペが使用されていたりと、ビーガンから支持されている商品です。


なぜアメリカでアジア発の発酵食品ブームが到来したのか?

西洋発の発酵食品だけでなく、アジア発の発酵食品が人気になった理由は2つあると考えられます。

1つは、アジアの食事が健康に良いという考えがアメリカで浸透してきたこと。そしてもう1つは、企業のプロモーション戦略です。

納豆や味噌など日本の発酵食について記載された、サンダー・エリックス・キャッツ著「Art of Fermentation」(邦題「発酵の技法―世界の発酵食品と発酵文化の探求―」)という本がベストセラーになったのをきっかけに、アメリカの健康意識の高い層で「アジアの発酵食は身体に良い」という認識が広がってきています。

それに加え、アメリカの企業が既存の伝統的な商品イメージに捕らわれず、現地で受け入れられるように味やパッケージをカスタマイズし、従来のイメージを覆すようなプロモーションを実施してきたことにあると考えられます。

例えば、「Jun」というブランドのコンブチャ。

日本で販売されているお茶は、プラスチック製の簡素な容器に入っていますが、こちらの商品は、ウイスキーが入っているかのようなオシャレな瓶に入っており、「コンブチャを飲むことがスタイリッシュ」というスタイルを確立させたことで、セレブにも受け入れられる商品に仕上がりました。

また、従来の作り方である「砂糖」ではなく「ハチミツ」を加えて発酵させることで、通常のコンブチャよりマイルドな味にして、アメリカ人から受け入れられるように改良しています。

あるいは、「NYrture」がつくった「New York Natto」

1つ14ドルという強気の価格のこの商品も、紙に入った日本のものとは異なり、ガラス瓶に詰まっており、パッケージに拘っていることが分かります。

独特の匂いを発し、ネバネバとのびる納豆は、アメリカ人から「気持ち悪い」というイメージを持たれており、販売するにはハードルが高い食品でした。

そこで、「New York Natto」のファウンダーであるアンはInstagramを活用し、従来の納豆のイメージを覆すような納豆の楽しみ方を発信していきました。

アイスやサラダにトッピングしたり、エディブルフラワーと一緒に海苔巻きに乗せたりと、アメリカ人にとってハードルの低い食べ方を提案していくことで、アメリカ人から支持される商品になっていきました。

日本の伝統的な食品は海外マーケットを獲得できるか?

オシャレな瓶に納豆を入れたり、納豆をサンドイッチに挟んでみたり…
世界のトレンドの発信地NYでは、斬新なアイデアやマーケティング手法で、「地味で古めかしい」というイメージのある日本の伝統的な食品をオシャレでスタイリッシュな商品に変えていっています。

既存の商品イメージに縛られず、トレンドを取り入れた商品開発・プロモーション方法を展開していくことで、日本の伝統食品は新しいマーケットを獲得できるチャンスは十分にあるのではないでしょうか。