Home Trend 自分に合った商品が届く!近年増加する食のパーソナライズサービスとは?

自分に合った商品が届く!近年増加する食のパーソナライズサービスとは?

by foodystyle

近年注目が集まる、食のパーソナライズサービス。
自分の嗜好やテイスト、体質に合った商品が定期的に自宅に届くサービスだ。

それぞれの興味・関心・行動に合った商品を提供してくれる「パーソナライズサービス」は、モノが溢れ、情報過多となっている現在、「限られた時間で自分に合ったものを見つけたい」という忙しい現代人のニーズを捉えたものとして注目されている。

今までは、自分に合ったコスメや洋服を提案してくれる「美容系パーソナライズサービス」が目立っていたが、近年増加しているのが「食のパーソナライズサービス」。

食のパーソナライズサービスを提供している注目の企業をいくつか紹介しよう。


おやつ体験BOX「Snaq me」

8種類のおやつが詰まったボックス(1BOX 1,980円)が定期的に家に届けられるサービス。

最初に「おやつ診断」をして、自分の食の嗜好やアレルギー情報などを入力。

おやつ診断の結果をふまえ、自分に合ったおやつが複数種類提示される。

「気になる商品を選択すると、その商品が届きやすくなる」という仕組み。
焼き菓子系が好きなので、パウンドケーキやパイのスイーツに「気になる」ボタンを押し、注文。
注文から2日ほどで自宅に到着!

ワクワクしながら箱を開けてみると…

「気になる」を押したスイーツが半数も入っていない…
また、8種類のスイーツのうち3種類が、サツマイモを使ったスイーツ…
イモは好きだけど、こんなにイモスイーツはいらないかな…

「気になる」ボタンを押せば必ずしもそのスイーツが届くというわけではない、という事は知っていたが少し残念な気持ちに。

しかしながら、どのおやつも味は美味しく、「添加物や白砂糖などを使用しない」「できるだけ加工しない」「旬の食材を使用する」といった「リアルフード」をモットーに作られているため、安心して食べることができた。


あなた専用のコーヒーボックスがポストに届く定期便「Post Coffee

コーヒーの好みだけでなく、食の嗜好やライフスタイルに関する10個の簡単な質問に答えることで、約15万通りの組み合わせからその人に合った好みのコーヒーを提案してくれるサービス。

ライフスタイルや、食の嗜好などに関する質問に回答すると…

自分に合ったコーヒー豆が提示される。

オーダーして3日ほどで自宅に商品が到着。

3種類のコーヒーが到着しましたが、そのうち2種類がデカフェコーヒー。
事前の質問で「デカフェも飲む」と回答したものの、まさか2種類もデカフェが届くとは…!
コーヒーのテイストも、残念ながら私の好きなタイプではなかった。


あなただけの野菜やフルーツが毎月届く、パーソナルスムージー「Green Spoon」

自分の身体や生活習慣に合った、管理栄養士監修の冷凍スムージーが毎月届くサービス。

身体や日常生活で感じる悩みに関する質問に回答していく。

回答結果から、不足している栄養素が特定され、自分に合ったスムージーがいくつか提示される。

メロンとアボカドのスムージーなど、今まで飲んだことのないようなユニークな味のスムージーも揃っていてワクワク。

この中から好きなものを4種類選択し、オーダー。

オーダーから1週間後に商品が到着。
スナックやコーヒーのサービスと異なり、全て事前に自分で選んだ商品であるため、「好みの商品が入っていない…」とガッカリすることはない。

白砂糖や人工甘味料、保存料、着色料、香料などは一切使用されておらず、「モリンガ」など海外で有名なスーパーフードも使用されている、身体に優しいスムージーは罪悪感なく口にすることができる。

冷凍便であるため、自宅にいないと受け取れない、ミキサーがないと作れないなどやや難点はあるものの、ガッカリ感はないのでオススメ。

食のパーソナライズサービスに向いている人は

やや不完全燃焼に終わってしまった今回の体験。

スナックミーも、ポストコーヒーも、届いた商品に関するフィードバックを入力することで、回数を重ねるごとに自分好みの商品が届くようになるのかもしれない。
ただ、1回目にある程度の満足感を提供しなければ、そこで顧客が離脱してしまう確率も高いはずだ。

3種類のパーソナライズサービスを利用して感じたことは、食に強いこだわりのある人は、こスナックミーやポストコーヒーのような「何がくるか分からない」サービスは向いていない、ということ。

「どんな商品がきても楽しめる」あるいは「自分ではなかなか試さないような商品を口にしてみたい」というチャレンジ精神のある人は是非ともトライして頂きたい。


パーソナライズサービスに適した商品は?

最後に企業視点で、パーソナライズサービスに向いている商材は何か?を考えてみたい。

個人的には以下の2点を満たす商材がパーソナライズサービスに適しているのではないか、と考える。

①種類が多く、専門家のアドバイスを聞きたい商品

データに汎用性がもてる商品

1つずつ見ていこう。


種類が多く、専門家のアドバイスを聞きたい商品

モノが溢れ、ネットショッピングも整備されている今の時代、いつでもどこでも商品を購入することはできる。それでもこのようなサービスを使用するのは「選ぶ手間・時間を減らしたい」「プロに自分に合った商品を選んで欲しい」という理由にある。

今回紹介した食品でいうと、様々な種類があるコーヒーや、野菜の効果効能を教えてくれるスムージーがそれにあたるだろう。

これら以外にも、例えばワインやチーズ、サプリメントのような「膨大な種類の商品があるが、知識がないため自分では選べない」というニーズがるもの、あるいは「専門家の意見を聞きたいが近くにいないし、店に行くと必ず商品を購入しなければならない」という心理的ハードルがあるものがパーソナライズサービスに向いているのではないだろうか。


データに汎用性がもてる商品

サービスを通じて獲得したパーソナライズデータを活用することで、今後ビジネスを拡大できる可能性がある。

例えば、今回紹介した「Green Spoon」の場合、その人のライフスタイルや身体データが一定数溜まれば、スムージーのみならず「理想の身体になれるフィットネスサービス」を提供することも可能だ。

食と運動、両方から人々の健康をサポートできる巨大企業になれる可能性を秘めている。

「食の嗜好データ」のみならず、汎用性のきくデータを獲得することで、ビジネスをスケールアップさせていくことができる。

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