コロナに負けるな!世界の企業が展開するコロナ関連コミュニケーション施策

まだまだ終わりそうにないコロナショック。

1日中家にこもり、友人にも会えず、遊びにも行けず、コロナ疲れしている人々も多いはず。そんな人々を少しでも励まそうと多くの企業が趣向をこらしたコミュニケーション施策を打ち出してきています。

食品企業を中心に、世界で展開されているコロナ関連のコミュニケーション施策を紹介しましょう。


1.「Social Distancing」を訴えかけるコミュニケーション施策

企業ロゴの距離を離す

スロベニアに拠点を置くクリエイティブディレクターのJure Tovrljan氏が、ソーシャルディスタンスを促進するために、世界的に有名なブランドの12個のロゴをアレンジ。

Mastercardやオリンピックのロゴに使用されている丸は「ソーシャルディスタンス」を保ち、

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スターバックスのアイコンである人魚はマスクをしたものに変更されました。

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https://www.behance.net/gallery/93755381/Coronavirus-Logos

この流れを踏襲し、ブラジルのマクドナルドは、「M」を構成するゴールデンアーチを分離させたロゴを発表。

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さらにコカコーラは、文字間のスペースを広げたロゴを発表。ニューヨークのタイムズスクエアに掲げられています。

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2.「Stay Home」を訴えかけるコミュニケーション施策

ニュージーランド警察がTwitterに投稿した「TVの前で寝っ転がっているだけで人類を救える」というメッセージが話題になりましたが、まさにその通りで、街中にウィルスが蔓延している現在、大切なのは「外出しない」こと。

ハンバーガーチェーン店「バーガーキングも」、ニュージーランド警察同様のメッセージを訴えています。


バーガーキング「ソファーからハンバーガーを注文すれば、人類を救える」

先日公開されたのは、「国は、あなたがソファーに寝そべってハンバーガーを注文することを必要としている」というメッセージと共に、ソファーに張り付けられた人々が、国に向かって敬礼する、というCM。

「アプリを通じて注文した場合、配送料を免除する」としており、「配送料は負担するので、どうかソファーからハンバーガーを注文して、人類の命を助けて下さい」と訴えかけています。

配送料無料だけでなく、商品も無料になるキャンペーンをバーガーキングは開催しています。


バーガーキング「難問に正解できたら無料でハンバーガーGET」

コロナウィルスの影響で学校に行けない学生のために打ち出したキャンペーン。

数学や化学など様々なテーマからクイズを出題。
クイズの答えがプロモーションコードとなっており、正解した人は、無料でハンバーガーをゲットできる、というものです。

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家にいてもらうために、プロモーションコードはテイクアウト時のみ使用できる、というルールも設けています。

自社の商品だけでなく、他社の商品・サービスを推奨し、おうち時間を楽しめるような取組みも行っています。


POPEYES「Netflixが無料で見られる?!」

日本未上陸ではあるものの、アメリカで人気のフライドチキンのチェーン店「POPEYES」

外出できなく、家で退屈な時間を過ごしている人のために、POPEYESの商品を楽しんでいる写真を「#ThatPasswordFromPopeyes」というタグと共に、SNSに投稿した最初の1,000人のファンに、Netflixのユーザー名とパスワードを提供する「Fried Chicken and Chill」というキャンペーンを開催しました。


バーガーキング「おうちでワッパーを作ろう」

バーガーキングはスーパーの食材でワッパー(バーガーキングの人気ハンバーガー)を作れるレシピを公開

人気ハンバーガーがおうちで作れると大人気。Twitterでレシピを公開すると、数時間で9,000件以上のいいねと2,000件のリツイートの反応が。

実際にやってみた!という人も続々登場。

このように、世界の企業は人々を元気にさせるために様々な施策を展開しています。


世界の大企業から学ぶ!有事の際のコミュニケーション施策検討ポイント

ポイントは3つ。

1.シンプルに

コロナ疲れで疲れ切った人々の頭に難解な文章で説明したり、あっちのサイトにいったりこっちのアプリにいったりなど複雑なつくりのコミュニケーション施策を展開しても、アクションに移す人は少ないでしょう。
シンプルに、ワンクリックで理解・実践できるものにする必要があるでしょう。


2.スピーディーに

人々は「今この瞬間」困っているのです。今だと、おうち時間を楽しくするために、今すぐ簡単にできること、楽しめることを求めているのです。

打ち合わせをし、承認をとって…と何週間かけて企業が完璧なものを仕上げてきたとしても、その時には違うニーズ、悩みに変わってきているかもしれません。
こんな時は、「時間をかけて100%」のものよりも「スピード感をもって70%」のもの方が人々の心にささるでしょう。


3.企業色を出し過ぎない

世界経済が大不況の今、どこの企業も経営状態は苦しいはず。
だからといって自社の利益のことばかり考えたコミュニケーション施策を取ったとしたら、既存のファンすら離れてしまうかもしれません。

POPEYESがNetflix、バーガーキングがスーパーの商品・サービスを紹介して人々から喜ばれたように、たとえ今は自社の利益につながらずとも、「ファンを喜ばせるためには何をすべきか」を第一目的に考えたコミュニケーション施策は、長期的には企業のブランド価値を高めることになるでしょう。

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