Home Trend グルテンフリー=ダイエット食品は間違い?!知っておきたいグルテンフリーの真実

グルテンフリー=ダイエット食品は間違い?!知っておきたいグルテンフリーの真実

by foodystyle

最近よく耳にする「グルテンフリー」

小麦やライ麦などの穀物に含まれているタンパク質の一種「グルテン」を取り除いた食事「グルテンフリー」

パンやうどん、パスタなど私たちが普段よく口にする食品には基本的に「グルテン」が入っているので、注意しない限り「完全グルテンフリー」になることは難しいだろう。

「グルテンフリー」は2017年にプロテニスプレイヤーのジョコビッチ選手が取り入れたことをきっかけに、アメリカやヨーロッパなどの美容や健康に関心のあるセレブ達の間で話題となった。

パンやパスタが主食である「グルテン大国」だったにも関わらず、カフェにグルテンフリーのメニューが常備されていたり、小麦粉の代わりに「ひよこ豆」を使ったパンがスーパーで陳列されるなど、今やアメリカは「グルテンフリー」がスタンダードとなっている。


世界で拡大する「グルテンフリー市場」

世界のグルテンフリー食品の市場規模は、年々拡大しており、2019年の市場規模は216億ドルと推定されており、2020年から2027年でCAGRは 9.2%も拡大すると予想されている。

製品別で見ると「パン」の市場規模が最も大きく、2027年にはその市場はさらに拡大すると予想されている。


日本でも普及してきたグルテンフリー食品

日本でも「グルテンフリー」は徐々に浸透しており、米粉で作られたパンケーキミックスケールパスタなど、グルテンフリー食品が増加している。

ちなみに米粉で作ったパンケーキは食感がモチモチとしていて、腹持ちも良い。


「グルテンフリー=痩せる」という誤解

グルテンフリーが浸透する中で、「グルテンフリーの食品を食べれば痩せる」「グルテンフリーの食品を食べれば健康になれる」と誤解している人が見られるが、決して「グルテンフリー=ダイエットに効果的」「グルテンフリー=健康食品」という訳ではない。

グルテンフリーは、もともとグルテンに対するアレルギー症状である「セリアック病」の治療方法だったもので、あくまで「セリアック病」患者のための療法。

グルテンに対し異常な免疫反応を持っている「セリアック病」の患者は、グルテンが含まれた食べ物を口にすると、腹痛や下痢、倦怠感などの症状が現れる。こういった疾患を持つ人がすべき療法が「グルテンフリー」なのである。

セリアック病は、欧米に多くみられる疾患で(そのため欧米で話題となった)、人口の約1%ほどがセリアック病と言われている。
ちなみに日本のセリアック病の患者数は諸説あるが、約0.05%と言われており、非常に稀な疾患だ。

つまり、日本人でグルテンフリーにしなければいけない人=セリアック病患者は、極めて少なく、大半の人はグルテンが含まれた食品を食べていても問題ないのである。

グルテンフリーは「IBS(過敏性腸症候群)」にも効果があると言われているが、いずれにせよ何かしらの疾患を持っている人向けのものであり、決してダイエット食品ではない。

ダイエットするために砂糖がたっぷり入ったグルテンフリーのスイーツやパンを食べているとしたら、それはむしろ身体に悪影響を及ぼしている。

「海外のセレブの間で話題だから」という理由でトレンドに振り回されるのではなく、なぜ話題なのか?どんな効果があるのか?を調べた上で、自分の体質に合った食品を選んでいくことが大切だ。

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