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アメリカ東海岸最大級のフードショーに参加して感じた今後の食トレンド

by foodystyle

6月23日~25日にかけてニューヨークで開催された「Summer Fancy Food Show 2019」

世界中から最新の食品が集まるアメリカ東海岸最大級の食品展示会です。

実際にこの展示会に参加し、気になった商品、そして展示会から読み取れる今後の食トレンドについてレポートします。


Summer Fancy Food Showとは?

食に関連した企業・団体を対象にしたイベントである「ファンシーフードショー」。

会場はとても広く、1日かけても全部を見ることはできません。

アメリカのみならず、ヨーロッパやアジアなど世界各国の食品企業が参加しており、自社商品をバイヤーに向けてPRします。

どこのブースでも試食を用意しており、見るだけでなく味も確かめることができるのが、嬉しいポイント。

シェフによるライブキッチンや、有名食品企業の社長による講演など、様々なイベントが開催されています。

世界中の最新フードを一度に見て、試すことができるとあって、会場は多くの人で溢れ返っていました。

実際に見て、食べて、担当者と話して、気になった商品をいくつかご紹介します!


Foody Styleが注目した商品4選!

Wine Essenes Water(ワインエッセンス水)

保存料や着色料は使用せず、赤ワイン用のブドウを使って作られたワイン風味の水。アンチエイジング効果のある抗酸化成分が含まれており、身体にも良いのが特徴。

スッキリしたテイストで夏にピッタリの味で、ビアガーデンなどで飲みたくなるドリンク。日本のみならずアメリカでも、「ミレニアル世代のアルコール離れが進んでいる」と言われていますが、お酒を飲まないミレニアル世代にも好かれそうなドリンクです。


カリフラワーフード

ホールフーズやトレーダージョーズなどアメリカの大手スーパーでは、カリフラワーニョッキやカリフラワーライスなどのカリフラワーフードが続々登場するなど、空前にカリフラワーブームのアメリカ。

そのブームを作った企業がこの「Caulipower」です。

小麦粉アレルギーを持つ子供にピザを食べさせたい!という思いで作ったカリフラワーで出来たピザは、モチモチした食感で腹持ちもするため、個人的には普通のピザよりも好きな商品です。

さらに、最近はピザだけでなく「CAULIPOWER Chicken Tenders」という冷凍チキンも登場。

https://eatcaulipower.com/NoCluckinWay

①小麦粉の代わりにカリフラワーで衣をつくる

②より低カロリーな鶏の胸肉を使用する(通常のフライドチキンはもも肉を使用)

③揚げるのではなく、焼く

という3つの方法で、アメリカ人が大好きなフライドチキンをよりヘルシーにした商品です。

ピザとフライドチキンというアメリカ人の大好物を罪悪感なく食べられる商品に変えることができるマジックフード「カリフラワー」に注目です。


アボネーズ(アボガド+マヨネーズ)

卵を使わず、アボカドオイルやオリーブオイルなどの植物性オイルとアボカドで作った、ビーガンの人も食べられるマヨネーズ。

従来のマヨネーズよりも油っぽくなく、サッパリと食べられるため「マヨネーズを食べると気持ち悪くなる」という人にも試して欲しい商品です。

「マヨネーズは身体に悪い」というイメージがありますが、良質な油が含まれているアボカドで作ったアボネーズならば、罪悪感なく食べられそうです。


Lentils(レンズ豆)を使ったスナック

アンチエイジング効果のある抗酸化成分が豊富に含まれていたり、低脂肪&高たんぱく質でダイエット効果が期待できたりと栄養たっぷりのレンズ豆を使ったお菓子(スナック)を多数見かけました。

ちなみにこの展示会では、ベーカリー部門、ソース部門など食材ごとに優秀な商品に対して賞が贈られるのですが、クラッカー部門でゴールドを受賞したのは、レンズ豆とスーパーフードを混ぜて焼いたクラッカーでした。

http://www.easthamptongourmetfood.com/LENTILRICECRISPBREADS.html

「ミレニアル世代の92%は週1回、50%が週4回、食事(朝食・昼食・夕食のいずれか)をスナックに置き換えている」ということがアメリカの企業「Welch」が実施した調査で明らかになったことからも分かるように、今ヘルシースナックがミレニアル世代の間でブーム。

プロテインバーが主流のヘルシースナックですが、今後はレンズ豆スナックの種類が増加していくかもしれません。


フードショーから読み取れる今後の食トレンドとは?

プラントベースフード

カリフラワーで作ったカリフラワーピザや、アボカドで作ったアボネーズなど、植物性の食材を使用して作ったプラントベースフードは今後ますます増加していくでしょう。

上記の他にも、豆で作ったお肉、大麦で作ったオーツミルク、ビーガンチーズなども多数展示されており、各社がこぞってプラントベースフードの開発に注力しています。

「赤身肉がガンの発症率を上げる」という研究結果などが発表されていることもあり、ビーガンやベジタリアンなど厳格な菜食主義者ではないけれど、「できるだけ動物性食品の摂取量を減らしていきたい」というニーズを持った消費者に対してのアプローチだと考えられます。

「The Specialty Food Association」が発表している、カテゴリー別売上高成長率ランキングによると、植物性代替肉が1位になっており、肉を筆頭に今後もプラントベースフードのニーズが高まっていくことが予想されます。


機能性ドリンク

ワインエッセンス水やコラーゲン水、また最近話題の「CBD(カンナビジオール)」が入った飲料など、今まで見たことのなかったドリンクが展示されていたのが印象的でした。

「The Specialty Food Association」が発表している「カテゴリー別売上高トップ10」のうち半分を飲料が占めており、各社多種多様な飲料を出してきています。

日本の食品メーカー「BASE」が発売している「完全食(1日に必要な栄養分が全て入った食品)」が日本のみならず海外でも人気であるように、忙しいビジネスパーソンを中心に「栄養価の高いものを手軽に摂取したい」というニーズは高まっています。

今までは食品に求められていた機能性ですが、今後はドリンクに求められてくるかもしれません。

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