スタートアップシティ・ボストンではお酒を飲みながら投資家に交渉?!

なぜボストンでスタートアップが生まれやすいのか?

ハーバードやMITなど名立たる大学が集まる学術都市ボストン。
実は全米第2位のスタートアップシティでもあるんです。

ハーバード大学

ボストンでスタートアップが生まれやすい理由として、以下の3つのことが挙げられます。


①起業を身近に考えられる教育制度

Photo by 祝 鹤槐 on Pexels.com

MITをはじめとするテクノロジー系の大学では、教授が自分の開発した技術や商品を元に起業をしたり、自分の研究分野と関連している企業の顧問になるなど、アカデミアとビジネスの2足の草鞋を履いています。
このような教授の姿を見て育った学生は、起業を身近に感じているのではないでしょうか。


②ヒトや情報が循環しやすいコンパクトな街

シリコンバレーと異なる点がこれでしょう。
ボストンはとてもコンパクトな街で、且つ電車やバスなどの公共設備が整備されています。
アメリカに住むならば車は必需品とよく言われますが、ボストンでは車がなくても、何の不自由もしません。

大学、企業、オフィスなどが半径5km圏内に収まるほどコンパクトな街であるボストンでは、人や情報が循環しやすく、これがベンチャーが生まれやすい要因になっていると考えられます。


③気軽に情報交換できるコワーキングスペースの存在

Cambridge Innovation Center(CIC)

We Workなど日本でもメジャーとなってきている、フリーランスや起業家が利用するコワーキングスペース。
ボストンで最もメジャーなコワーキングスペースと言えば、「Cambridge Innovation Center(CIC)」
これまでに4,500以上の会社の利用実績があり、現在も1,100社以上が入居しているとのこと。
多くの会社や起業家が集まっているということは、それだけネットワークが拡大し、情報も流れやすいでしょう。

「CIC」内にあるカフェ「ベンチャーカフェ」は毎週木曜に一般解放されているとのことで、足を運んでみました。


ベンチャーカフェとは?

「ベンチャーカフェ」とは、コワーキングスペースを利用している起業家達が、コーヒーブレイクに使ったり、お互いに情報交換や事業のアドバイスをし合ったりする場所。

毎週木曜の15時~20時までは、一般にもこのスペースを開放しており、起業を考えている学生が投資家に自分の事業アイデアをプレゼンしたり、名刺交換をしてネットワークを広げることができます。

ユニークなのは、カフェに併設されているバーでお酒を無料提供しているということ。
格式ばったプレゼンではなく、お酒を飲みながらラフに自分の事業をPRすることができるのです。

私が行った日も、ワイン片手に、パソコンを開き自分の事業をプレゼンしている人を何人か見かけました。


お酒や食事を楽しみながらの交渉にはメリットが

「お酒を飲みながら交渉する」というのは、日本では見られない斬新な形です。
しかし、こういった行為は科学的にも良いと証明されています。

「食事をしながら相手と会話をすると、相手に対して良い感情や印象をもたらすことができるため、こちらの話を受け入れやすい状態を作り出すことができる」

このような事が、アメリカの心理学者グレゴリー・ラズランの研究で明らかになっています。

「ランチョンテクニック」と呼ばれるこの効果は、美味しい食事に対して良い印象を抱くため、一緒に食事をしている相手に対してもその印象が影響されることで生まれます。


お願いする時は楽しい雰囲気を作り出すことが重要!

何かお願い事がある時や、重要な交渉をする時は、美味しい食事で相手をもてなして、楽しい雰囲気を作り出すことが重要です。

美味しい食事やお酒は、仕事にもイキてくるんですね。

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